B君の入試下克上物語

B君の高校受験のスタートは中3の夏。それまでは部活の陸上、土日は地域の野球クラブに明け暮れていた。9月の模試はまだ成果が出ず志望の立川高校にE判定が出された。しかし私(塾長の石崎)も本人も、確かな手応えを感じていた。野球と陸上で培った彼の集中力は凄まじかった。11月までは定期テスト対策を重視、英数を個別指導で受講し、国理社はテスト対策の少人数指導を受講した。授業の無い日でも必ず、彼の姿は自習室にあった。そして2学期の内申点は4ポイント上昇させ、40を獲得した。以後は理社も都立入試特別講座で実力を付け、1月の模試でB判定、2月の直前模試でS判定を獲得、見事に立川高校合格をかち取った。彼の下克上物語は確実に、あの夏から始まったのだ。